英語で政治経済を勉強しよう 8月10日

By 与謝野信, 2020年8月10日

 本日はノーベル経済学賞を受賞した世界的に著名な経済学者ポール・クルーグマン氏のブログを紹介します。クルーグマン氏は以前から幅広い読者に向けた経済に関するコラム等を書いており、また日本の長期停滞についても90年代から論考を発表するなど日本でもよく知られています。

 現在はThe New York Times紙のサイトで定期的にオピニオンを投稿しています。

 今回読解に挑戦するのは8月6日に投稿された

英文の読解難易度と解説

 タイトル含めて886語です。クルーグマン氏はコラムでも専門的なことを書くこともあるのですが、今回の寄稿はわかりやすい一般的な政治経済の論評となっています。

 読解に役立つ背景としてはクルーグマン氏はトランプ政権の経済政策に対して非常に批判的です。また経済学の学派としてはニューケインジアンに属しているとされています。クルーグマン氏は以前より失業がもたらす問題を重視していますので、現在のような大幅な有効需要の低下が起きているときには財政出動により経済を下支えする必要があるという考えになります。またこの寄稿の経済学的応用は世界各国にも共通してはいるのですが、あくまで米国経済の話をしています。

 今回の主題はコロナ禍とロックダウンによって引き起こされた経済のダメージは財政出動による下支えが十分でないと、有効需要の減少による負のスパイラルを引き起こし、コロナによる直接的な悪影響を上回る問題を引き起こす危険性があるという主張です。

全17段落より構成されています。各段落ごとに見ていきましょう。

  • 1-2段落 現在の米政権に対する批判
  • 3-5段落 失業率について
  • 6-9段落 特別な失業給付などにより消費の下落を最小限に食い止め二次的な失業増加は食い止めているのが現状。給付額の減額は好ましくない。
  • 10-14段落 特別給付停止などの経済への影響の試算
  • 15-17段落 失業が急増しているときには財政出動が必要という教訓を忘れるべきではないという結論。

いかがだったでしょうか?あくまで米国におけるコロナ対策と追加経済政策に対する論評でしたが、日本の現状においても同様の議論が展開されると思います。

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