英語で政治経済を勉強しよう (7月25日)
本日のテキストはアメリカCNBCのサイトに7月24日に投稿された金価格に関するニュースです。
Gold surges to record close as U.S.-China tensions escalate and coronavirus concerns rise
(米中間の緊張の高まりとコロナ禍への懸念をうけて金価格は最高値へ急騰)
難易度
タイトル含めて336語と読みやすい長さです。典型的な金融記事のスタイルの英文です。証券会社では若手がこの手のニュースを朝にまとめて発表したりしていました。金融英語と数字の説明が独特ですがすぐに慣れます。
このような市場レポートを英語で書かなければいけないケースでは、この文章のような王道の市場レポートスタイルを踏襲しましょう。
基本は市場の変動と変動要因の説明です。
- 価格が上がった下がった、(米中対立などの)要因のキーワード
- 価格の変動を数値で説明
- 変動要因の説明
- ファンドマネージャー・エコノミストのコメント
- 上記のコメントが網羅していないニュースを追加する
このスタイルを覚えれば「英文の市況レポート」というハードルの高い文章が書けてしまいます!ぜひ参考にしてください。
さて、英語では「上がった、下がった」などの単語は繰り返さないようにするので、同じ意味に違う単語をわざわざ充てます。本文の中で使われていた「上がる」に関する単語を見てみましょう。
to surge | 急騰する |
to escalate | 激化する |
to rise | 上昇する |
sixth straight day of gains | 6日続伸 |
a seven-week winning streak | 7週連続上昇 |
best-performing assets | 最もパフォーマンスの良かった資産 |
to lift | 引き上げる |
to be supported | 支えられる |
negative correlation | 負の相関 |
gain | 上昇 |
ちなみに to rise が一番多く使われていました。
negative correlation は負の相関という意味です。金価格が実質金利とドルに対して負の相関関係にあり、ドル価格が下がっていることが金の価格上昇要因との説明です。
どうでしたか?ぜひ金融ニュースの英文読解にチャレンジしてみてください。
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